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CSPI-EXPOで見た進化する建設現場

2025/06/27

先日、幕張メッセで開催された建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)に行ってきました。私は取材で建設現場に行くことが多く、建設機械を見る機会もありますが、展示会場といったクローズドな環境で間近に見ると、そのスケールの大きさに改めて圧倒されます。巨大な重機がずらりと並ぶ様子は、まさに迫力満点です。

そして、強く感じたのは建設機械のデジタル化=DXの進化が加速していること。ICT建機(情報通信技術を活用した建機)の存在感は、まさに「もはやスタンダード」といえるものでした。施工精度の向上や作業効率化、さらには安全性の強化など、多くのメリットを備えたICT建機。メーカー各社が主力製品として積極的にアピールしていたのが印象的でした。

もうひとつ強く印象に残ったのは、遠隔操作技術への取り組みです。建設機械を現場のコックピットからではなく、離れた場所から操作する未来が、すでに始まっていると感じました(実際に運用もされています)。こうした技術が本格的に導入されていけば、建設業の働き方そのものが大きく変わるかもしれません。現場に行かずに作業ができれば、高齢者や女性の参入もさらに進むでしょうし、危険な作業から人を守るという点でも、大きな可能性を感じます。

CSPI-EXPOを通して、建設業界が今まさに大きな変革期にあることを肌で感じました。建設機械のカッコよさやスケール感にワクワクしつつ、DXや遠隔操作といった新しい潮流が、これからの現場をどう変えていくのか、ますます楽しみになりました。(高木)

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