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ピクトグラムって?

2024/09/13

7月から9月にかけて、パリでオリンピック・パラリンピックが開催されましたね。まだ記憶に新しい、2020年東京オリンピック開会式でピクトグラムのパフオーマンスを披露したことを覚えておりますでしょうか?この出来事から「ピクトグラム」という言葉を知った方もいらっしゃるかと思います。今回はこの「ピクトグラム」についてご紹介したいと思います!

ピクトグラムとは

ピクトグラムとは、何らかの情報や注意を示すために表示される資格記号の一つであり、1920年に、哲学者のオットー・ノイラートとイラストレーターのゲルン・アルンツによって、統計学で使用する目的で作成されたのが起源とされています。ピクトグラムが誕生したことによって、言語にとらわれずに内容の伝達を直感的に行うことができるようになり、文字の読めない方や、文字を読む習慣のない地域の方でも内容が理解できるようになりました。

どんな種類があるか

では、実際にどのような種類があるのでしょうか。いくつか例をご紹介させていただきます。

上記のピクトグラムは良く見かけますよね!それぞれが何を表しているのか、直感的にわかると思います。

国や文化による違い

誰が見てもわかりやすいピクトグラムですが、日本独自の規格(JIS規格)と国際基準(ISO規格)があり、日本と海外とで、形や表現の仕方など、国によって違いが出てしまうそうです。

  • 例えば、
  • 【タイ】僧侶優先
  • 【オーストラリア】牛衝突注意
  • 【アメリカ】酔っ払い注意
  • 【韓国】通行できる戦車は40tまで
  • 【西表島】イリオモテヤマネコとびだし注意

他にも、国ごとによって特徴的なピクトグラムがあり、見ているだけで面白いです!また、日本の「温泉マーク」は、海外の方には、料理のマークに見えてしまうそうですよ。

文字がなくとも、理解することができるピクトグラムは様々な場所で使用されています。ぜひ、街中で見つけてみてください!

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