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コロナ禍はSGDsを加速する!?

2022/11/24

先日、4回目のコロナワクチン接種に行ってきました。ワクチン接種も日常的な風景に変わり、1回目や2回目の時のように変に緊張することもなくなりました。すっかりコロナ禍であることが当たり前となり、働き方も大きく変わりましたね。テレワークが一気に普及し、各種デジタルツールを活用した多様な働きを社会が認めています。当社では、週に1日は出社して対面でのミーティングを行うことにしていますが、その他の日は出社するもしないも本人の意思に任せています。状況としては、決められた出社日以外に出社する人はやはり少ないです。

ところで、そういった働き方の変化が、コストや生産性などにどのように影響しているのか、とても気になりますよね。そこで、ちょっと調べてみました。当社ではデジタルカラープリンターの複合機を使用していますが、その出力枚数がどのように変化したのか?あるいは変化しなかったのか?その結果がこちらです。

予想通りというか、驚きの結果というか、コロナ禍を受けでガクッと出力枚数が減りました。このグラフは1枚当たりの出力費用を11円として換算した月毎の出力枚数の推移です。最初の緊急事態宣言は2020年4月7日。出力費用が当社のコストとして計上されるまで2ヶ月のタイムタグがありますので、コロナ禍での出力は2020年の6月以降ということになります。

コロナ以前の2019年の月平均の出力枚数は2,005枚。それが、2020年には半分以下となる939枚。2021年は1/3となる742枚。そして、2022年はさらに少なく654枚となっています。なんと、現在の出力枚数はコロナ以前と比べると7割減(!)となっています。

社員が出社しないことが出力枚数減少の主な原因ではありますが、請求書がPDFになったり、リモート会議が多く打合せ資料がデジタル化になったり、ビジネス環境の変化も要因になっていると思われます。そもそも紙媒体がデジタルへと移行している過渡期ですが、コロナ禍がそれを加速しているという感じでしょうか。

あくまで結果としてですが、当社としては出力枚数を減らすことでCO2の排出削減を実現し、わずかではありますがSDGsに貢献したことになります(あまり胸を張って言えることではありませんが…)。皆さんの会社も、コロナ禍を受けて意図せぬところで意外な結果を生み出しているかもしれません。ちょっと調べてみてはいかがでしょうか?

当社ではパンフレットを中心とする紙媒体のデザインの仕事が多いですが、もともと、Webや動画などデジタル媒体の案件も扱ってきました。現在、すでに多くのお客さまからご相談を受け、各種デジタル媒体のクリエイティブサービスを提供しています。Webサイトや企業や製品紹介の動画の制作だけでなく、ホワイトペーパーやオンライン用のプレゼン資料などのご相談も多くなっています。どうぞ、お気軽にご相談ください。

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