2024/04/10
アップルミュージックやスポティファイなどサブスクの音楽サービスがすっかり定番化しました。私も利用していますが、ここ数年は特に気にいったものや思い入れのあるものはレコード(LP盤や7インチのシングル盤)で購入しています。聞くだけならサブスクで事足りますし、音はCDの方がいいです。でも、なぜかレコードに惹かれます。正直なところ自分でも明確な理由ははっきりしないのですが、たぶん「オレはこのレコードを持っている!」といった所有欲を満たしてくれる存在なんだと思います。
実はこのレコード、市場的には一時期のどん底から見事に回復して、売上高はここ十数年連続で増加中。2022年にはなんと売上枚数で1987年以来35年ぶりにCDを上回ったといいます。今やブームと言っても過言ではないレコードですが、このようなブームになるずっと前から「レコード業界を盛り上げて、地域のレコード店を活性化させよう」と頑張ってきたイベントがあります。それが「レコード・ストア・デイ(RSD)」です。
2008年に第1回目がアメリカで開催され、現在では世界20カ国以上に広がっています。RSDは毎年4月の第3土曜日に全世界で開催され、この日には、店頭でしか買えない限定盤のレコードが多数発売されます。音楽ファンはそのレアなレコードを求めてレコード店へと殺到。人気のレコードはあっという間に売り切れてしまいます。
今年の開催は4月20日(土)。もちろん、私もレコード店に行きますが、高くて何枚も買えません……。1枚が5,000~10,000円なので、買えてもせいぜい2~3枚くらいでしょうか。厳選して、なんとかお気に入りのレコードを店頭にて買い求めたいと思います!(高木)
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