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子持ちデザイナーが「こどもの視展」に行ってみた

2022/09/02

ITOCHU SDGs STUDIOで開催されている体験型展示「こどもの視展」を観に行きました。

こどもの視点を体験することで、こどもを取り巻く社会やコミュニケーションのあり方について考えさせられる企画展です。
「SDGs」と銘打ってあると堅いイメージがあるかもしれませんが、ユーモア溢れる展示ばかりでした。

入ってすぐに目に入るのがこちらの「ベイビーヘッド」。


大人に換算すると約21kgにもなる赤ちゃんの頭がいかに大きくて重いのか実感できます。21kgの重り、両手でも持ち上げられません。これなら確かによく転ぶし寝返りも大変ですよね……。

このマスクは何を話しても泣き声に変換される 「ベイビーボイス」。


いくら周りから「泣かないで」って思われても泣くしかないって、なんとももどかしい!

2歳のこどもから見た朝ごはんを再現した体験展示「2歳の朝食」。

プチトマトでさえも大きくて重たい!全部食べ切るのは大変ですね。

子どもが30~40分の間に動き回る様子が撮影された「いとちゃんの30分」。

大人にとってはドラマ1本分ぐらいの時間でも、こどもにはたくさんのできごとが詰まった時間だということがよく分かります。

こどもになって大人から怒られたときの怖さを体験できるVR映像「4mの大人たち」。

VRゴーグルを使って観るため、解説パネルを掲載します。
映像はパパママが巨大な怪獣にしか見えず圧倒されました。こどもを叱るときは絶対目線を合わせようと心に強く誓いました。

社会問題にもなっている重すぎるランドセルを再現した「大人ランドセル」。

背負ってみたら拷問としか思えない重量でした。小学生の教育現場にいる大人、みんな今すぐ試してください!!

展示の最後には専門家へのインタビューが展示されたカフェスペースがありました。

こちらの詳細は実際に足を運んで読んでみてください。
デザイナーとして耳が痛い部分を抜粋して締めたいと思います…。

(2歳半男児の母・川原)

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